ハルメアス・モラ様と読む、スカイリムのあんな本こんな本

タイトルに意味はまったくありません

「ゲーム内書籍なんてクエストに必要なものだけ目を通せばいいだろ」
そう思っていた時期が私にもありました
読めば読むほど面白いスカイリムの本、特によかったのをメモ書き。
既に分かりやすくまとめて記載してる方がいらっしゃるので、その他に気になった本とかDLC追加分とか。


火中に舞う
ラノベ風タイトルをつけるなら「会社をクビになった俺が不思議生物いっぱいのジャングルに向かうようです」
ボズマー好き必読。現地の暮らしぶりが描写されていて、ヴァレンウッドに行きたくなる一冊。
グリフ・マロンが萌えキャラ。

アルゴニアン報告
続編。ブラックマーシュ編。なんというか…人の住む土地じゃない。（実際そうだけど）
こんなところに派遣されたら泣くに泣けないな…。

このデクマス・スコッティ二部作が読書にハマったきっかけなので特におすすめ。

ウィザーシンズ
あいうえお順にしか喋れない男の苦悩。セリフに注目。よくぞ訳した、と唸ってしまった。
世にも奇妙な物語にありそうなお話。

オブリビオンの動乱
前作のあらすじ。未プレイの人は歴史補完に。プレイ済みの人はマイキャラの辿った（アミュレットほったらかし元囚人も多々居るけど）軌跡を懐かしむために。 吟遊詩人の歌が要所要所の活躍を伝えている、というけれど実際に聞ければ感慨ひとしおだったろうに。

結局マンカーキャモランの出自はどうだったんでしょうね。実は皇帝家の血筋なので王者のアミュレットを装備できた…なんて話もあるけれど、単に演出ミスなのか織り込み済みだったのか。楽園で聞かされる大演説は初プレイだと「なにいってんだ？」で流しがちだけれど、よくよく読んでTES3の話なんかも理解すると「こいつマジもんのアホやな」って分かる、というのが凄いと思います。

大いなる旅
不治の病に倒れる娘。最後に残った希望は人里離れた島に住む魔術師ギルドだった。
ウィンターホールドから船でいける島、らしい。ゲーム内で特になにもないのが残念。
廃墟でもいいから街があったらよかった。

シャウラス・パイ：レシピ
真のノルドの料理本。タイトルからしてあれ食うの！？って感じだけど案の定ヤバい食材みたい。
『無類の味わい』が正確にレシピを記載し、美味しさをロマンティックに描写してるのと対照的。

仮説上の欺まん
二人の魔闘士の危険な駆け引き。知的なやりとりがクール。
なんかパーティでお宝ゲットしたけど結局仲間割れする系の話、多くない？

狂気の十六の協約
シェオゴラス様最強伝説。か、かっこいい
でも問題なのはこれ、誰が書いたんだって話ですよね。初出はガクブル島なのでもしかしたらおじいちゃんの自作自演かもしれない。

チェリムの心
カジートのタペストリー職人へのインタビュー。軽装の利点とか。最後の質問への回答が素敵。

チャンスの愚行
凄腕の盗賊、頭のネジとんじゃった人と遺跡探索。
シェオゴラス閣下の仕業。

Dragonborn追加書籍

赤い年
レッドマウンテンの噴火、体験談。すごく生々しい。
TES３経験者は見知った街がこんなんなったのかーと思うと切ないだろうなぁ。
「グニシス」って地名が出るけど、ウインドヘルムのあの飲み屋はそこから？

ある“スクゥーマ喰らい”のダンマーの告白
スクゥーマの依存から抜けだした体験者の物語…と思いきや、これなんの解決にもなってないぞ！
開き直っただけだろ！と叫びたくなる一冊。

斧の男
冴えない小間使いの男がいかにして一流の暗殺者になったか。血なまぐさいけどスカッとする系。

帝国内の様々な宗派
すごく読み応えのある一冊。各種族の信仰する神々。DLC追加本だけど、メインクエスト前に読んでおくと理解が深まるかもしれない。

ドラゴンの突破の時、どこにいたのか？
「ドラゴンの突破」はTES２のマルチエンディングが全部いっぺんに起きちゃった、って歴史なんですが
具体的に何があったのかわかりやすく解説…わかりやすく…わからんわ！！
あのマニマルコちゃんもしれっとインタビューに答えてるのがすごい。

骨
「ハルガードの物語」「ヴェルナカスとブーロル」の続編…といっても話に繋がりはない。
嫌な予感を漂わせつつ話が進行しますが、予想通りな感じになります。

アルゴニアンだけじゃない、大人向け（？）の本

オプスカルス・ラマエ・バル
威圧さんヤリ逃げの巻。

狼の女王　第１巻
本自体はエロくないけど、「エロ兄貴がカジートのポルノを隠してたのみつけた」との記述あり。
ど、どんなんだ。ケモナー歓喜か。

種族別の系統発生論
お固いタイトルだけど、要するに異種姦で妊娠するかって話。

仁徳ある義賊
「何度も何度もそれを盗み、夜が明けそうになるまで勢いは衰えなかった。」
ほう…。

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ゲーム内では読みづらい、シリーズものは集められない、って人はこんな便利なサイトがあります
スカイリム図書館

ほか、TESの本に 興味を持った方はこっちも
オブリビオン図書館
UESPWiki　→　Lore:Library
The Imperial Library　→　The books from all games

読んだらちゃんと返す、パンくずを散らかさない。ウラッグ先生との約束。