2013/11/25

The Book of Dawn and Duskの日本語訳

Morrowindの書籍"The Book of Dawn and Dusk"(UESPリンク)の日本語訳です。意訳っていうか厨二訳というか
ダンマー格言集というやつ。トリビュナルを信じる正しいダンマーはかくあるべし、みたいな


神々の美質のみを語るべし
真実に個人の見解はなし
噂は災いの徒党から流れてくる
良きことのみを心に刻むべし
罪人の心を持ち生まれる子はなし
信仰を汝の唯一の法と成せ
愚かさを恐れることが、叡智の始まりである
アルムシヴィは常に伴にある
神々の御許を常に歩むべし
癒しが与えられ、裁きが下される
仕えることで、学ぶべし
光は心に宿り、法は頭に宿る
慈悲、技巧、神秘の神聖なるアルムシヴィ
苦難の炉で信義の刃を鍛えよ
汝の目に不義の像を刻め
死は消え去らない、霊魂は栄光に輝く
全てを制す信義に服するべし
過ちを犯すよりも、恐れる方が良い
崇高なる天上を讃えよ!
愚かさは時として害悪である
ある者に禁じられていれども、汝にとっては異なる
叡智が心根を制することは稀有である!
アルムシヴィに仕えし者は祝福される
三つの口が慈悲、技巧、神秘を歌う
地獄の野に実りなし
三たび封をされし家は嵐に耐える
息吹と血潮によって我らは守護されている!
霊魂は、正義は時の流れに左右されるものだろうか?
定命の者よ、終末について勘考せよ!
際限なく美徳を受け入れよ
詩神の叙事詩を思い描くべし
汝の師の前に頭を垂れるべし
三つの手、三つの心、三つの目
己の審議の天秤の前で隠し通せるものはなし
闇を鍛えて光とせよ
縁者と祖霊でないものを退けよ
生を受け、その生涯と死後に至るまで、アルムシヴィは祝福されている
燃える灰から、詩人の憤怒が光り輝く
ヴィヴェクの加護を受けし者に敵はいるだろうか?
運命とは、恐ろしく空虚な、回り続ける災いの車輪である。
烈火で炙られし我が心の、なんと黒きことだろうか?

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  • アルムシヴィ"Almsivi"って?→トリビュナルのこと(Alm=Almalexia si=Sotha Sil vi=Vivec)
  • >三たび封をされし家は嵐に耐える→"The Thrice-Sealed House withstands the Storm."で大文字だったりtheだったりするので、「トリビュナルに守護されている(家系、種族、五大家)は(灰の嵐、災い)に耐える」…みたいなやつかな
  • だいたい「3」という数はトリビュナルを象徴してる
  • 慈悲=アルマレクシア、技巧=ヴィヴェク、神秘=ソーサ・シル
  • 詩人?→ヴィヴェクさんは「戦詩神」なので
  • 災いの徒党→メエルーンズ・デイゴン、シェオゴラス、マラキャス、モラグ・バルを指す。ダンマーにとっての悪のデイドラプリンス
  • スカイリムの時代では「トリビュナル信仰は過ちだった」みたいな流れになってるのでどうだろう
  • でもスカイリムでも一部引用されてるんだよ
「癒しが与えられ、裁きが下される」→誰かが攻撃されたのを目撃したとき
「死は消え去らない」→死体を発見したとき
…のボイスタイプ:DLC2MaleDarkElfCynical(セロさんとかレドラン衛兵ちゃん)のセリフ

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